アリグモ
身近な生き物を観察する。
アリグモを探し、その様子を観察する。
生物の擬態の不思議を知ることができる。
アリグモを知っていますか。よく見かけるアリの中でお尻(尾部)から糸を出す変わったアリがいます。実はこれはアリではなくアリグモ(アリのようなクモ)です。黒い体は胸部と腹部の間でくびれ、8本の脚の第1脚は触角のように見えます。
生物の色や形、行動が他の生物の姿に似て見分けがつきにくいことを擬態といいます。ランの花に似たハナカマキリや木の枝に似たナナフシ、アシナガバチに似たカミキリムシなどがよく知られています。獲物に気づかれないように相手を捕えたり、捕食者に襲われないように相手をだまします。蟻酸を持つアリに身を似せて捕食者である鳥の目をごまかそうとしているのかもしれません。擬態の効果はいろいろ説明されていますが、本当かどうかよく観察することが大切です。
身近な生き物をよく観察すると、驚くような発見があります。是非アリグモを探してみてください。
関連実験(あわせて、こちらもどうぞ)
地面を歩く虫をわなで捕ろう
クモの巣で虫捕り網を作ろう
クモの巣に捕らえられた獲物
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